9人目 年下の子犬くん とんでもない一日Part1

この日は本当に激務(?)の一日となった。なんとお見合いを三件ハシゴし、夜には先日お見合いした先生とデート。ハードにも程がある。バイタリティ溢れる女がこの戦いに勝つような気すらしてきた。よし、そうとくるならばやってやろうじゃないか!意気込みはさながら女兵士だ。意気揚々と向かった先には、、いたいた!先に席にいらっしゃった。立ち上がり手を振ってくれる。ちょっと子犬系男子だ。「◯◯しゃんごんにぢはああ!今日はだのじみにじでまちたああ!」ん?んんん?なんか様子がおかしいような、、?とりあえず席に座る。なんだかとってもうれしそうにしてくれている。しかしやっぱり喋り方がだいぶ変わっている。会話もちょっとマトが外れている。この方、見た目は普通にかっこいい。しかも年下だ。しかし、やっぱりこの話し方はきになる、、なあ、、。お見合いを重ねると、たまに手土産をいただく場合がある。私はお見合いの時点では持っていかないが交際に進むと毎回ご馳走していただくのは申し訳なく感じるので何かしらお渡しするようにしている。この方はレトルトのカレーをくれた。普通に嬉しいけどちょっと変わってんな、、今回は申し訳ないがこちらからお断りさせていただいた。いただいたカレーはとても美味しかった。しかし食べながら、なんか申し訳ない気持ちになった。子犬くんには、絶対いい人を見つけてほしい。