イブの夜 Part1

話を戻そう。今年のクリスマスイブ、24日は金曜日。わたしは少し迷っていた。25日はやまちゃんとディナーに行く予定をしている。しかし、せっかくの独身最後(?)のイブだ。ここは一つ、会いにいくのもアリかな、、?と。こちらとて普通に仕事で疲れた顔をしている。おまけに結膜炎ぽくてほぼ化粧もできず、メガネだ。どうしよう、、?昼休みまで迷ったが、やはり会いたいなと思い、それとなくLINEを入れておく。私が住んでいるのは決して都会ではないので彼に会いに行くには40〜50分ほどかかる。彼の仕事が何時におわるかも正確にはわからなかったので定時で退勤しすっ飛んで行った。わたしはサプライズのつもりでプレゼントを用意していた。スタバのタンブラーである。自分様にも色違いでお揃いを買っていた。街ゆくカップルを目で追いにやけながら彼の職場の近くのスタバで彼を待つ。また少し話がそれるが、みなさんはバチェラージャパンという番組をご存知だろうか?15人の美女が1人の男を結婚にむけて奪い合う婚活サバイバル番組だ。ものすごい肩書きをもつハイレベルな男と芸能人ではないのかというほど美しい女達の繰り広げる婚活はなんだか別世界だが、少しでもバチェラー(男性のことを指す)の気を引こうとする女の子達の様子は勉強になり、最新のシーズンを一気に見てしまった。まあこちらは現実世界の婚活なのでお色気作戦は少々やり辛いが、1人、あざと女子が毎回バチェラーにお手紙を書いて気持ちを伝えていたのだ。なるほどこれはいいかもしれない、とクリスマスカードという体で手紙も準備していた。喜んでくれるかな、、すこし緊張しながらも、ラテを飲みながら連絡をまった。