イブの夜 Part2

小一時間ほど待っただろうか?今から出るよ!と連絡がきた。すぐさまレジに行きエクストラホットのラテをタンブラーに注いでもらう。まつこと5分、きたきた!今日もにっこりやまちゃんだ。でも流石に金曜日の夜である。師走の1週間を乗り切るのは大変なことだ。いつもより少し、疲れた顔をしている。きっと急いで来てくれたんだろう。ありがとね、、。プレゼントのタンブラーをご紹介し、少し2人でお茶をした。やまちゃんもなにやら百貨店の紙袋をもっている。「本当は明日わたそうとおもってたんだけど、、」ととっても可愛い色使いのカシミヤのマフラーをプレゼントしてくれたのだ!これじゃあまるで逆サプライズである。家まで取りに帰ったんだろうか?聞いてみるとたまたま車に積んであったそうだ。わたしが通販で買ったマフラーの手触りが良くなくて失敗したというエピソードを覚えていてくれたそうな、、じーん。嬉しいなあ。私もお手紙を渡した。ちょっと想いをしたためすぎて長文になってしまっていたが、すぐさまに開けて読んでくれた。やまちゃんもじーん。って顔してる。お手紙作戦は成功かな?ありがとう。とっても嬉しい。死ぬまで持ってる!だって。大袈裟だけど、やっぱりちゃんと返事があると嬉しいよね。私はやまちゃんとは違うラテを飲んでいた。一口ちょうだい♫ってなったので私のタンブラーを渡す。やまちゃんは味よりも温度にびっくりしていた。私の方はすこし冷めちゃってたからだ。僕の方、もしかして来る直前に用意してくれたの??、、気が効くなあ!って褒めてくれた。そんなことは当たり前な気もするが、そういうところにちゃんと気付いて汲んでくれるやまちゃんが大好きだ。そのあと少しイルミネーションを冷やかしながら大通りを歩いた。大きなクリスマスツリーの前で初めて2人で写真を撮った。マスクだしメガネだし自撮りだからツリーがちょっと切れてなんのこっちゃわからん写真だが、ふたりとも良い笑顔だな、というのがわかる一枚となった。ちょっとの時間だけど、会いに行ってよかった。また明日ね!といって、地元に帰った。